~2020年のリライト記事です~
皆さまお疲れさまです。リアトーインアップライトとフロントワンウェイデフはとりあえず逆向きに組んでしまう方、ななみです。
この夏にYD-2SX3を購入、それと同時にスタリオンのボディも痛みが見えてくるようになったので新調しました。
ストライクウィッチーズは坂本少佐推し。3期では出番減ってションボリです。
ネタはジェイソン・ステイサム版デス・レースのマスタング。思いついた時にはもう気分はハゲマッチョです。監獄のひとつやふたつコンビニ感覚で出入りできそう。
ちょうど手元には昨年に「ラジコンカー練習場 元気っ子さん」にて開催されたタミヤスーパードリフトミーティングのお楽しみ抽選会で頂いたタミヤのマスタングGT4があります。
初めてのラジコンイベントで頂いた思い入れのあるボディなのでめっちゃ好きな映画のネタをぶち込みたかったのです(劇中での種車はマスタングGT500ですが、国内では手に入らなさそうですし、仮に手に入ったとしてもガンタムNT-1のチョバムアーマーの如く追加装甲てんこ盛りでもはや原型がないので…)
早速マスキングしていきます。
まずは気持ちで(採寸とかめんどくさくてやりたくない)ど真ん中に細いマスキングテープ貼って…
両サイドに太いマステを貼ります。
そしてセンターラインの細いマステを剥がせば気分的にはビシッとラインが決まります。大事なのは気持ちです。
ラジコンのボディを塗り始めてからなんとなく思うんですが、マステを貼ったらできるだけ早く塗り始めるのがベターな気がします。時間置くとマステの端っこが浮いてきて塗料が滲みやすい気がします。
タミヤの缶スプレーPS-5ブラックで塗っていきます。一時期PS-5が謎の在庫切れしまくってましたよね。
デス・レースのマスタングの特徴のひとつ、グリルに丸目のライトも追加。
【画像】デス・レースより
テンション上がってきました。つい独房で懸垂したくなります。
センターのラインはタミヤのPS-60ブライトマイカレッド。ステイサムの映画なら刑務所の食堂で絡んできたボス的存在をアルミのトレーで張り倒してるあたりの展開ですね。
ブラックといえども普通に透けるので裏打ちはPS-12シルバーに助けてもらいます。ステイサムは基本的にワンマンアーミーですが現地で追加された仲間に助けてもらうみたいな感じです(そして中盤で敵にやられるか奇跡的にエンディングまで生き延びる)
脱皮です。
※イメージ画像です。服は行儀よく脱ぎましょう。
【画像】トランスポーターより
よっしゃ完成!!!気分は爆破をドヤ顔で背にするステイサムです。
【画像】メカニックより
ここで改めて元ネタを見てみましょう。
なんだかこう、全然「足りない」んですよね。これにステイサムが乗り込むのか?自身にかけられた冤罪を晴らし、妻の仇をとり、一人娘を奪還する男の乗るマシンなのか?
否!!!
【画像】キラー・エリートより
起死回生の椅子ジャンプのごとく私のテンションもアガります。
まずは横幅が足りない気がするのでオーバーフェンダーを。タミヤのマスタングはかなり忠実にスケール化されてるようで、いざ模型になると何故か横幅が狭い気がするんですよね。人間の目って不思議。
オバフェンはSpeed Way Palのセミワークスオールドタイプをチョイス。
仮組みして塗装。謎の勝利宣言をしたいところですがまだ終わりません。
丸目のライトユニットはヨコモのキットを必要な部分だけ切り刻んで使用。サイズや形状がめちゃくちゃ豊富なんでおすすめです。
オバフェンの車体への取り付けはタミヤのミニ四駆用ブラックメッキビスセット。
長過ぎる分は番線カッターでカットしましょう。力こそパワーです。
デス・レースたらしめる一番のポイント、ボンネット上のガトリングガン。ボンネットに重火器を装備。男の子の【夢】ですよね。こちらはバンダイのジャイアントガトリングガンを使用。
こんな感じに組みます。長さや形状がかなりカスタムできるのでラジコンボディにガトリングガンを設置したいアナタにオススメです。
マガジンのラックは全てタミヤのプラ版プラ棒です。タミヤのは切削性が素晴らしい。ボンネットの形状に合わせるために全て目見当で形状を整えてます。
マウント方法はマグネット。持ち運びする際やクラッシュ等強い衝撃が加わるとポロリするようにしときました。モーター仕込んで回転させたり電飾やケーブルも取り付けたかったのですが、走行させることを思うと破損させるリスクが大きすぎるので今回はオミット。
ステイサムのように手近にあるものは何でも武器にしちゃいましょう。
【画像】トランスポーターより。武器として使っても破れない強靭なセーター。
【画像】トランスポーター2より。この時のステイサム金的を狙いすぎてマジ容赦ない。
【画像】Wild Cardより。ステイサムにかかるとスプーンとバターナイフ、クレジットカードがあればチンピラの10人や20人は倒せます。
塗装はタミヤTS-6マットブラックにLP-61メタリックグレーでドライブラシ。初めてこのメタリックグレー使いましたけどめちゃくちゃ好きな質感。ドライブラシやってると癒やされます。ドライブラシセラピー。
ここまで来たらウインドウ部の追加装甲もやってしまいましょう。
【画像】セルラーより。注文するものが、注文するものが多い…!
おなじみのタミヤプラ版を召喚。
リアウインドウの装甲。
サイドウインドウの装甲。
フロントウインドウの装甲。下書きがひどすぎる。
ウェポンラックと並べて。
【画像】メカニック・ワールドミッションより。もう机の上がシッチャカメッチャカ。
両面テープで貼り付けてポリカ用つや消しスプレーでシュシュっと。
ちなみにフロントのボディマウントはOVERDOSEのリアルボディーキャッチを使用しております。タミヤのマスタングのモールドとYD-2SX3のボディポストが奇跡の完全一致なことに気がついて使わない手はないと思いました。代打高山の代打満塁サヨナラホームランの如き奇跡です。
ここまで来たら徹底的にやりましょう。ガトリングのドライブラシで完全にドライブラシ脳が止まらなくなりました。
【画像】アドレナリン2より。ドライブラシは謎の脳内物質が分泌されます。
使用するのはミスターホビーGX201メタルブラックと再び登場メタリックグレー。複数色使うことで深みのあるボディ剥げが再現できるといいなと思いました(なお技量)
脳内物質が出まくってるので完全にやめ時を見失いました。しかもライトレンズにもつや消し吹いちまってるでやんの。ってこの時初めて気が付きました。
しかしこれが嬉しい誤算で、光量が多いLEDをいい感じにボヤかしてくれてます。イケメンの間接照明の如きシャレオツさでは???
やっぱタミヤのポリカボディのディティール最高です。一体成型でこのレベルはやっぱ凄い。
今度こそ完成です。やっと終わった…。
今度こそ爆破される車を背に立ち去れます。
ご覧いただきありがとうございました。そして改めてマスタングGT4ボディを下さった元気っ子さん店主さんありがとうございました。
それでは皆さまも素敵なラジコンライフを。
~オマケ~
デスレースにおけるマスタングといえば車体後部に搭載された極厚の鉄板シールドである通称「墓石」です。プラ板積層で作ったのは良いものの、最終的には約60グラムとラジコンパーツとしては重量級パーツに。結果リアトラクションがかかりすぎてスーパードアンダーになるというオチ(邪魔になったら発射すれば・・・!と一瞬思いましたが、サーキットでそれやると炎上不可避のためお蔵入り)
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