ラジコンパークGokaに行ってきて道の駅ってやっぱり良いよなって思ったお話

お出かけシリーズ

皆さま日々の業務お疲れ様です。キムワイプを買ったけどなんとなく勿体無くて結局普通のティッシュを使ってしまう方、ななみです。

ところで皆さん道の駅は好きですか?私は原チャリで道の駅目当てに往復400 km走るくらいには好きです。

13年ほど前に書いてたブログから。原チャリで往復400kmの旅でした。

いわゆる道の駅とは、日本の各地方自治体と道路管理者が連携して設置し、国土交通省(制度開始時は建設省)により登録され、休憩施設、地域振興施設等が一体となった道路施設のことです。

道の駅公式HP(外部リンク)

その発祥は 1993年(平成5年)の4月22日と、ちょうど30年前。いわゆるドライバーや旅行者のための一時の休憩施設(当時はドライブインって呼んでいましたね。響きが懐かしすぎる)はもっと昔から存在していましたが「制度としての道の駅」は思ったよりも最近なのですね。

こうなると第1号の道の駅はどこなのだろう、と調べてみるのですが、1993年4月22日に正式登録された全国 103 カ所の施設が「第1号」とされているのでおもしろいところです。

当時道の駅が発足した時にニュースで話題になっていましたが、まだ幼かった私は「駅ってことは電車見られるんか!パピー連れてってくれや!」とダダをこねたものです。しかしいざ連れて行ってもらったのはいいものの「電車おらんやんけ!」とガッカリ。ブーたれながらの道の駅デビューでしたが、発泡スチロール製の戦闘機(おそらくはソフトグライダー)を買ってもらってコロッと機嫌が良くなり、そこからすっかり道の駅にテンションが上がる子供に成長しました。

画像の商品はツバメ玩具製作所様のソフトグライダー。

小さな子供のその手に「相棒」が宿ります。

インクの匂いがたまらなく好き。

そして数年が経ち、学校の読書感想文の課題で十返舎一九の東海道中膝栗毛を題材に選んだ時に「なるほど旅の途中で馬を休ませる施設をそもそも駅舎って呼ぶから道の駅に自動車がいても駅でええんやな!」と一人で得心した話は長くなるのでまたの機会に。

京都に住んでいた頃は休暇の度に道の駅に立ち寄るだけのソロツーリングをしていましたが、関東の首都圏に移り住んでからはすっかり足が遠のいていました。

もちろん例外もありますが、基本的に道の駅って「観光地と観光地の間の何とも言えない地域」にあるじゃないですか。海老名 SAのような煌びやかなドライブインもワクワクしますが、その何とも言えない空間に何とも言えない郷愁に駆られるのです。

あ~首都圏から片道2時間くらいでイイ感じの道の駅行きたいな~~~探してみるか~~~」

道の駅 ごか公式HP(外部リンク)

茨城県猿島郡五霞町。恥ずかしながら最初は読み方すら存じ上げませんでした。しかし私の直感はこう告げています。

「うっひゃぁ〜〜〜この感じ!!!オラワクワクしてきたゾ!(悟空)」

というわけで行ってきました。

「うっひゃぁ〜〜〜この感じ!!!オラワクワクしてきたゾ!(悟空)(2回目)」

道の駅で特に好きなポイントが、交通情報や地域のイベントが掲載されている部屋なんですけど、これがパーフェクト。だいぶ使い込まれたスタンプラリー台、部屋の隅っこに積まれたベンチや血圧計、おじいちゃんが缶コーヒー片手に相撲中継見てたりするのも何とも言えない「良さ」があります。

特にこの五霞周辺のミニチュアが場を引き締めます。ホームランはそんなに出ないけどバントや脚を使った野球が得意そうな打線です。

初めて出会う食券機ほどドキドキするものはそうそうありません。挑戦者として真摯に向かい合わなくては・・・

向かい合わなくては・・・

向かい合わなくては・・・???

たまげたなぁ

たまげたカレーうどん!君に決めた!!!

普通のうどんに普通のカレーパンをドッキングセンサー!!!パイルダー!オン!!!

うむ!普通のうどんと普通のカレーパンの味がするぞ!!!実に良い!!!

お冷も給水器から景気よくビャッ!!!と出て手がビッチャビチャになり、さらに完全なる常温(隣にクーラーボックスがあって中に入ってる氷を入れる方式だけど帰る間際に気がつくという・・・)というのもポイント高いですね。この打線ソツがなさすぎるぞ。

お土産は五霞ラスク(全部食ったので写真は無いぞガハハ)と不織布トートバッグ。

クリックで商品ページに飛びます。

横 A4サイズのトートバッグって意外と手に入れる機会ってないのでめちゃくちゃ便利。職場の人や取引先からもどこで手に入れたのかと連日聞かれるので「茨城の五霞限定なんですよニチャァ・・・」とつい先日まで読み方すら分からなかったのに毎日ドヤってます。あと冷凍塩豆大福も美味しかったです(小学生並みの感想)

野菜の直売所やスーパーも併設されてるんですが、今回は敢えてスルーしました。一回の来訪でこの小技とパンチの利いた強力打線を真正面から受けるにはもったいなさすぎる。

というわけで今回の「やっぱり道の駅って良いよなって思ったお話」でした!「道の駅 ごか」また遊びに行きます!!!

それでは皆さんもよき道の駅ライフを!!!

おまけ

こういう地域イベントのポスター大好き侍と申し候

おや・・・?

おや・・・?

「ラジコンパークGoka」オープン(五霞町公式サイトリンク)

どうやら道の駅から5分ほど歩いた所にラジコンコースがオープンされた模様。散歩がてら行ってみましょう。

「広っっっ!!!!!」

ネット記事を見た時も広そうな印象を持っていましたが、いざ目の当たりにすると本当に広く感じます。素晴らしい開放感です。

あっ、そうそう偶然、ほんっとうに偶然ラジコン持って来てたんですよ。せっかくなので走らせてみましょう。せっかくなので。今のところ当面は無料とのことで受付も特に無し。ピットスペースのテントに近づくと三元和彦さん似のお父さんが挨拶してくれました。タミヤのベネトンB195がよくお似合いのダンディズム。

駐車場に入るのに「ホントにここ通っていいのか?」と躊躇しましたが大丈夫でした。

・初心者コース

4面全コースがそうですが、四方の枠以外にシケインや仕切り壁は無く、全て塗装でコースが表現されています。

たかが壁、されど壁。走行させているとそのメリットは多大で、ミスって激突してラジコンが壊れるということがまず起きないんですよね。その心配がほぼ無いという時点でストレスはかなり少ない。壁やシケインに引っ掛かってマシンが転がったりして復帰不能になり、マシンを助けるためにコース内に入る頻度も少なくなるのもありがたい。四方の枠にはかなり厚いウレタンスポンジが張り付けられているのも安心。あと速度差があって追いついた or追いつかれた、という状況になってもサッと避けるのも容易です。

走行マシンはタミヤのレーシングランサー・ロングダンパー仕様。マンタレイのサスマウントを流用、一番長い CVA ダンパーを装着してロールしまくりマシンにしました。

CC-01 シャーシ系に付属してくる一番固いタイヤを履いており、カーペットや土路面でもひたすら滑るので速さとか気にせずにひたすらドリフト&ロールさせまくるぞ!と思っていましたが、この塗装路面とタミヤのタイヤが相性抜群、バリ食いでコケるのを心配するくらいでした。

・オフロードカー用コース

4面のうち最大の面積を誇るコース。ジャンプ台も大小設置されております。

この時はパンダのドライバーフィギュア吹っ飛んでいることに気がついていません。

走行マシンはタミヤのタンブリングブル 6輪(G6-01) ワイドトレッド仕様。みんな大好きなTL-01B、WT-01 系シャーシのサスアームを装着してトレッドを広げ、さらに10.5Tブラシレスモーターをフルブースト。そのワガママボディで駆け巡ります。

実質この日がこのマシンのシェイクダウンで、どんな走りをするのかまったくの未知数だったので一番走りっぷりを楽しみにしてたマシン。タイヤはランチボックス系のタイヤだったのですが、これがまたグリップしまくり。コーナーでハイサイドして吹っ飛んでいくのが最高に楽しかったですね。そしてパンダも一緒に吹っ飛んでいってズタボロに。

気を付けるポイントとしては、中央の最も大きいジャンプ台からの落下でしょう。着地をミスってコンクリートに叩きつけられ、サスアームやダンパーステーが一撃で砕け散った方を目の前で見てしまいました。

しかし現在では着地点に人工芝マットが敷かれている様子。こういったフレキシブルな対応がありがたいところ。

・中級者、上級者コース

こちらはドリフトコースに並び最も狭いコース。

幅員も狭いので緊張感のある走りが楽しめます。

走行マシンはタミヤ F103 と F104。最初 F103 をスポンジラバータイヤで走らせていたのですが、これが滑る!!!とにかく滑る!!!ZEN の OMEGA というめちゃくちゃグリップするタイヤを履いていったのですが、完全に私の見込み違いと認識の甘さでまともに走れたものではありませんでした。スポンジタイヤも万能ではないということですね。

しかしお借りしたF104のラバータイヤ仕様 (タミヤのキット標準タイヤ)は逆に素晴らしいグリップ感で非常に楽しめました。他のサーキットで塗装された路面という場所はそうそう無いでしょうが、少なくともラジコンパーク Goka の路面ではゴムタイヤが最も楽しめました(個人の感想です)

ちなみにF103にラバータイヤ履かせたくて F104 のラバータイヤを借りて装着しようとしましたが、フロントはともかくリアはウイングに干渉するのでアウトでした。もっと狭いウイングだと大丈夫なのかもしれません。

・ドリフトコース

走行マシンは YD-2SX3。 果たしてドリフトタイヤ(RaveD の AS-01)のグリップ感はいかに。

・・・いやめっちゃ滑るわこれ。P タイルやカラコンの比ではない。アクセル開けても開けても前に進まぬぞ。ただホントにゆったりとして速度域なので、四駆も二駆も並んで走れるのはお互いに遠慮しなくて良いですね。

以上全コース4面の個人的レビューでした。

道の駅とラジコンサーキット、これまでありそうでなかった試みにワクワクが止まりません。この他にもStreet sports park GOKA(ストリートスポーツパーク・ゴカ)と称された、スケートボードエリア、スラックラインエリア(関東初の一般財団法人日本素ラックライン連盟認定だそうです)、バスケットボールエリアが遊べるエリアがあります。これまでの私自身の道の駅のイメージが一新されました。もしかして今の道の駅ってマジで楽しいスポットなのでは?

公式HPにも記載されておりますが、現在のところ電源設備は無いので、充電する場合はポータブル電源等を持ち込む必要があります。とは言っても充電済みのリポバッテリーを4本持ち込んで3時間ほど滞在して充電は 2 本分行っただけなのでそんなに気にするところではないと思います。タイムを気にして真面目に走行させたい方は 1 時間ほど車を走らせればつくばラジコンパークがあるのでそちらに行きましょう。

(まぁ行ったんですけどね)

それよりも持ち込み推奨なのは日除け防止アイテムと椅子、できればテーブル。

こちらのコース、周囲に木や建物が無く、とにかく日当たりが良いので日除けアイテムがあると便利。特にこれから暑くなる季節は帽子やサングラスがあると疲労軽減になると思われます。私は皮膚も目も強い日差しにはめっぽう弱いので必須。

ピットスペースにはテント、パイプ椅子、テーブルは多少用意されていますが、おそらく土日祝日は満杯になるので、ある程度長時間走行させるなら椅子は持ち込むのがベター。腰がね・・・。

自販機も近くには見当たらなかったので、片道歩いて 5 分ほどの道の駅ごかで調達しておきましょう。トイレも少し歩けばあります。

あとめっちゃデカいミッフィーちゃんのぬいぐるみをクローラーマシンに縛り付けて走らせていた方がいらしてめちゃくちゃ笑ってしまいました。縛り付け方がもはやガンダムのリフトオフなのよ。

最後に全コースの走行動画を載せておきます。

ここまでお読みくださりありがとうございました。それではよきラジコンライフを。

コメント

タイトルとURLをコピーしました